スキルアップ

【Webスキルを学ぶ】インターネット・アカデミーの口コミ評判

発達障害の人が、その特性を活かした適職としてWeb関係で仕事を得るという選択肢を利用する人が増えてきています。

その際に、

  • どのような技能を身に付けられるか (サービスの多様性)
  • 修得期間の長短
  • 就職活動に結びつく支援を受けられるか
  • 提供されるサービスに見合った価格か

は、大きな検討材料ですね。

では、数あるスクールの中でどのスクールが?と思われる方で、

・それほど時間はかけられない、
・就活の支援は必要と思われる方には、

老舗大手の「インターネット・アカデミー」がオススメです。

ここでは、1995年に日本では初のWeb専門スクールとして開校し、以降27年に渡って3万人の卒業生を送り出してきた、老舗であるインターネット・アカデミーを取り上げ、ここでの学習と就職支援について利用の是非をしっかり検証します。

インターネット・アカデミーのメリットとデメリット

メリット

① 教育実績:四半世紀を超えて卒業生を様々な職場へと輩出してきた実績があります。

継続は力です。それはただ、長くやっているということではありません。受講生は、様々なスキル、個性、希望する職業など、ひとり一人が求める内容が違います。インターネット・アカデミーは、四半世紀を超えて3万人の受講生の要望に応えてきました。

教えるスタッフが確かなスキルを修得していることは前提ですが、四半世紀を超える活動を通じて、受講生のスキルを鍛える経験の蓄積より適格な方法の確立、就職希望への対応力など、スクールとしての教育や支援内容の蓄積が、大きな力を発揮するということです。

大学などで、伝統を語る大学があります。それは、単なる古さではなく蓄積された教育力を語っていると言えますね。

② 世界水準の技能修得が可能

どのプログラム言語を身に付けるか

Web技術を習得しようとする場合に、プログラムの安定性、作成のしやすさ、アプリケーションのスピードなどを理由に、次々と新しいプログラム言語が登場しています。それに合わせて、プログラムのニーズも変化し、プログラムユーザの需要に基づき、求人件数も変わります。それに応じて、エンジニアの年収にも変化が出てきます。

とはいえ、新しかったら新しい方がいいのか、は、言い切れません。従来使用していたプログラムの保全を前提にするようなサービスであれば、20年以上前のC++への需要も少なくはありません。

トレンドとしては、ビッグデータ処理のスピード感、古い言語を書き換えることを想定した、古い言語との相性や、スキル修得に時間がかからない言語への需要があります。開発元が言語のサポートを終えるといった場合には、需要が下がり年収も下がります。

これらは、自分の利用するスキルに将来的もニーズがあるかどうかを考えることを教えてくれます。

また、プログラムエンジニアとして活動したい人にとって、自分がどのような仕事に関わりたいかを考えると、スクールの講座内容が自分にあっているかどうか、色々と多様なコースがあったり、質問・相談への対応が丁寧かどうかも重要ですね。

 

インターネットアガデミーの提供するWeb技術は高く、世界標準規格のスキルが身につく

インターネット・アカデミーは、Web業界における世界最高位の団体「W3C」メンバーに日本の民間教育機関として初めて加盟しました。

インストラクターの一人であるプロジェクトマネージャの山田氏は、マサチューセッツ工科大学W3C本部の元客員研究員であり、インターネット・アカデミー海外開発拠点の責任者。2020年度は情報通信技術賞(総務大臣表彰)を受賞するなど、最新技術の普及活動にも力を入れています。
他にも、同じく情報通信技術賞(総務大臣表彰)受賞した有滝氏、が総務省のBeyond 5G 新経営戦略センターの一員であったり、政府のIT関連プロジェクトにも参加する実力者が揃っており、インストラクターが高い技術力を持っています

※ W3C「World Wide Web Consortium」とは、標準化されず互換性のないWeb技術によっておこる問題を克服するために、Web技術の世界標準化を目指している非営利団体の総称です。

高い技術水準は学習する際に好ましいですが、それとともに、世界標準技術を学ぶことができるので、我流にならないかという不安が解消され、互換性がないと、学び直さなければならなくなるというムダを省くことができます。

これって、以外に大きな節約になると思います。

③ 働きながらも学びやすい。

講座の授業は、受講スタイルライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業の3つのスタイルで開講されています。

オンデマンド講座は、自宅にいながら、喫茶店で、電車の中で、いつでもリモート授業で受講できます。また、オンライン質問にも対応していて、働きながらマイペースで学びやすいです。

また、個人にあわせて随時入稿が可能で、繁忙期を避けて、集中したいといった要望にも対応できます。

④ 年齢の制限がない

Webエンジニアを育成するスクールでは、特定年齢に特化した講座のみが開講されている場合があります。多くは、就活エージェントとして求人紹介などとの組み合わせを配慮してのことでしょうが、若者だけなら中高年が、中高年向けだと若者が受講できなくなります。

インターネット・アカデミーは、広く多くの人に合わせて対応出来る力量があるので、特に年齢限定がないようです。特に中高年のスキルアップを考えている人で、受講可能でほっとします。

⑤ 初級から中級までのスキル獲得、スキルアップに対応しており、初心者でも安心して受講できる。

インターネット・アカデミーが想定している受講対象者は、入門レベルから中級レベルだとされています。

インターネット・アカデミーによれば、受講生の70%はIT関連の技能を持たずに受講している人々です。したがって、IT関連、Webエンジニアとしての専門的なスキルがなくても安心して参加出来ます。

デメリット

① 専門性の高い講座は割高感がある。

他のWebスクールと比べて、専門性の高い講座では、割高感があります。

しかし、技術面の高さ、実績、業界へのネットワークなどを考慮した場合には、これが割高かといってよいか、色々判断が分かれるところだと思います。

また、以下で示すReスキル講座のように、最大70%の割引を利用できるなら、たいへん割安での受講であると思います。受給資格要件などに当てはまるのか否か、しっかりと確認することが大切ですね。

 

② スクールに上級レベルへの対応力はあるが、カリキュラムでは重点になっていない

Webエンジニアとしての専門的なスキルをすでに持っており、よりいっそうの高みを目指すということを主な目的とした場合、インターネット・アカデミーのカリキュラムは少し物足りないかもしれません。

とはいえ、インストラクターは一流のスキルを持っていますから、マンツーマンでの質疑などを通じて関わりを深めていけば、その問題への対応が可能かもしれません。

インターネット・アカデミーの講座コースと授業料

インターネット・アカデミーの講座にはプログラミング系コース、Webデザイン系コース、マーケティング系コースがありますが、以下では、プログラミング系コースをご紹介します。

コースは非常に沢山あります。それらを一纏めにしてみました。

なお、インターネット・アカデミーでは、これらのコースに他のプログラム言語コースなどを加えた就学をカスタマイズができます。自分の希望や都合、予算にあわせてスキル修得が可能です。

したがって、なぜ学ぶのか、将来何ができるようになりたいか、それにとって必要なスキルや学びは何か、これをよく考え、事前によく相談することが大切です。

インターネット・アカデミーのHPから、無料のカウンセリングを受けるには、下のボタンをクリックして下さい。

プログラマー入門コース
(ホームページ製作講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 209,000円
5,500/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 12回
受講期間の目安 1〜3ヶ月  最長Ⅰ年間

プログラマーコース
(ホームページ製作講座、JavaScript講座、PHP講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/PHP/セキュリティ/データベース
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 616,800円
18,480/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 28回
受講期間の目安 3〜6ヶ月

Webサービス開発者コース
(ホームページ製作講座、作品製作講座、JavaScript講座、PHP講座、Python講座、
AIプログラミング講座、IoT講座、サーバー講座、UI/UX講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/Webサイト制作基礎/レスポンシブWebデザイン/PHP/セキュリティ/データベース/Linux/Python/AIプログラミング
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 1,174,250円
36,100/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 62回
受講期間の目安 10〜12ヶ月

 

ITエンジニア入門コース
(サーバー講座)

学べる技術 Linux/セキュリティ
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 288,200円
8,030/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 12回
受講期間の目安 3〜4ヶ月 最長Ⅰ年間

ITエンジニア総合コース
(ホームページ製作講座、サーバー講座、PHP講座、Java講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/PHP/セキュリティ/データベース/Linux/Java
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 866,360円
26,400/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 44回
受講期間の目安 10〜12ヶ月

 

IoTエンジニア育成コースA
(ホームページ製作講座、サーバー講座、PHP講座、Java講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/Webサイト制作基礎/セキュリティ/Linux/IoTアプリ開発/ECHONET Lite/Node-Red
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 834,680円
受講時間 41回
受講期間の目安 8〜10ヶ月
教育訓練給付制度の対象です。

IoTエンジニア育成コースB
(ホームページ製作講座、JavaScript講座、IoT講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/Webサイト制作基礎/IoTアプリ開発/ECHONET Lite/Node-Red
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 688,160円
受講時間 29回
受講期間の目安 6〜8ヶ月
教育訓練給付制度の対象です。

AIエンジニア育成コース
(ホームページ製作講座、Python講座、AIプログラミング講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/Python/AIプログラミング
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 456,500円
受講時間 22回
受講期間の目安 3〜4ヶ月 最長Ⅰ年間

 

AI×IoTエンジニア育成コース
(ホームページ製作講座、JavaScript講座、Python講座、AIプログラミング講座、IoT講座)

学べる技術 HTML/CSS/JavaScript/コーディング/IoTアプリ開発/ECHONET Lite/Node-RED/Python/AIプログラミング
受講スタイル ライブ授業・マンツーマン授業・オンデマンド授業
受講料(税込み) 902,990円
5,500/月(頭金3万円、36回払の場合)
受講時間 39回
受講期間の目安 4〜7ヶ月

 

 

講座を受講する際に、教育訓練給付制度の対象として、授業料の補助制度が利用できる。

より高度なスキルを獲得しようとすると少しまとまった支出となるので尻込みする方もいらっしゃるかもしれません。しかし高額な講座であっても、一定の条件を満たすと、授業料がカットされる制度が利用可能です。

Reスキル講座を受けると授業料の最大70%(56万円)が支給される。

Reスキル講座を利用すると授業料が最大70%カットと、大幅に割り引かれます。

Reスキル講座とは、経済産業省が行っているIoT関係の受講料の支援制度です。「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)認定制度」は、特定の評価基準を満たした専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度です。雇用保険制度に関連して一定の条件を満たすことが必要です。IoTエンジニア育成コースA、Bが対応しています。

Reスキル講座制度の利用について

同制度は、コースに他の講座を加えた金額の70%までを上限にします。
利用する際には、申請資格が雇用保険に加入していることが条件になっていて、住民票登録した地域のハローワークでの自分自身がその対象かどうかを確認して、申請するなど手続きが必要です。
雇用保険制度に入っていませんので公務員は対象外になります。
「自分が対象者か」「申請の手続きはどうするのか」については、無料のカウンセリングでご確認下さい。

まとめ

以上を通じて、インターネット・アカデミーでの学びをまとめると、以下のようになります。

初級・中級のスキル獲得を目指し、国際的標準に依拠した技術の獲得と、これまでの実績を踏まえた業界への浸透を考えると、確たるスキル獲得と就活準備を、働きながら、自由な時間や勉強スタイルで取り組めるという点で大きなメリットがあります。厚生労働省の補助を利用し、最大70%のコスト抑制で受講できるところも魅力です。

自分に合うか合わないかについては、想像していてもわかりません。
分からないことは聞く。これがあなたの世界を広げます。
聞くことを予め準備して、より具体的な内容で質問できるようにしておきましょう。
直ぐに結論を出す必要はありませんが、考える材料はまず手に入れる、というのが大切です。

ABOUT ME
朝日吉太郎
鹿児島国際大学大学院兼任教授 元鹿児島県立短期大学教授 専門は労働経済・社会政策 鹿児島医療生活協同組合会長理事 社会科学研究室ソシラボSoscilabo代表 人々が人間らしく働く機会を保証し、豊に生活する社会作りに貢献したいと思います。このサイトでは、精神的な障害を持つ人々を支援するための、社会改革と就業支援を中心に、障害を持つ人々のお役に立つ情報を発信したいと思います。